宮崎県は7月26日に「新型コロナウイルス感染拡大緊急警報」を発令しました。宮崎医療生協は、病院と診療所では、すべての来院のみなさんに問診と検温、手指の消毒を7月27日から再開しました。また、介護事業所でも利用者のみなさんに検温と手指の消毒を行っています。
3月下旬から5月末まで組合員活動を自粛し、6月から再開しました。警報に伴い、8月から9月まで再度班会やグラウンドゴルフ、健康チェックや楽しいレクリエーション等も自粛をしました。「コロナに感染しない!感染者をださない!」ために10月以降も健康まつりや健康ウォーキング等、一部の行事も中止となりました。
〈宮崎医療生協組織部〉
お役立ちパンフレットを制作
宮崎医療生協には4万8,215人の組合員さんがいます。その中で6 5 歳以上の組合員さんは2万4,343人(50.5%)です。withコロナ』新しい生活様式と猛暑の中で「高齢者のみなさんはどのように過ごされているのだろうか」「熱中症とコロナ感染予防はされているのだろうか」「自粛生活の中でフレイル予防として体を動かされているのだろうか」等が心配になり、高齢者向けに分かりやすい12頁のパンフレットを組織部で制作しました。
訪問してわかりました
『おげんきですか』は955人の組合員さんのご協力で約2万軒配布しています。配布の仕分け作業では、手配りの組合員さんにもパンフレットを同封し、熱中症とコロナ感染予防を呼びかけました。宮崎生協病院近隣の大島町と波島町には、65歳以上の組合員が約940人いらっしゃいます。組織部はこの2地区で8・9月、65歳以上の組合員宅約700軒を訪問しパンフレットを配布しました。外気温が30度を超える中、エアコンを使用されている自宅もあれば、猛暑の中、窓を全開にしてエアコンをつけていない家、薄着姿で玄関先や軒下で涼を取られている方などの姿を見受けました。また訪問する中で、雑草が生い茂った空屋や壊れそうな家屋もありました。コロナ禍での取り組みでしたので、対話はなるべく控えパンフレットは主にポ
ストに投函しましたが、お礼の言葉や生活の様子などを話していただきました。
◎今の所、困ったことはありませんが、この先々が不安
◎室内で過ごすことが多くなり、筋力が落ちたと感じている
◎体重が増えた
◎テレビ体操で筋力を維持している
◎班会の再開が待ち遠しい 等々
エアコンを有効に
一般家庭のエアコンの電気代は1時間当たり3円(最小)~24円(最大)。最大で1日使用した場合でも約580円です。仮に熱中症で病院を受診して、血液検査や点滴の治療が行われた場合、診療費は910円(自己負担1割)~2,730円(自己負担3割)になります。医療費より電気代の方が安いことが分かります。
65歳未満の現役世代の組合員さん、仕事や家事でお忙しい組合員さん等、パンフレットをご希望の方は、宮崎医療生協本部(宮崎生協病院西側駐車場内)までお立ち寄りください。