10月16日（火）、宮崎市民プラザで『第17回宮崎県高齢者大会』が開催され、県内から110名が参加しました。午前の部は「消費者問題への対応について」「宮崎市版エンディングノート作成講座」「公的年金制度に関わる改善要求と年金裁判について」、と3つの分科会を行いました。
　午後の部の記念講演では、宮崎特攻隊語り部の安田郁子氏が『モスグリーンの青春〜平和を考える〜』と題し、「戦争という過酷な時代を経験した今はすべてが楽しい。平和を分かるのは戦争を体験した人です。〝敗戦〞と〝終戦〞という言葉がありますが、敗戦は日本が負けたこと、終戦は戦争が終わって平和になったことです。敗戦の言葉を使わず、終戦の言葉を用いてみんなを堕落させました。終戦はごまかしです。敗戦と言わなければなりません。平和を大事にしてもらわないと何にもなりません。命の時間を無駄にしてもらいたくないです」と、ご自身の体験を踏まえながら講演されました。

（宮崎県高齢期運動連絡会事務局　田中裕人）