第 3 0回日本高齢者大会 i n東京

2016/11/02
次回開催地“沖縄県”に引き継がれる大会旗

次回開催地“沖縄県”に引き継がれる大会旗

8月28日〜29日、全国から9、000名(延べ人数)を超える高齢者が、宮崎県からは医療生協の組合員さんをはじめ9名が参加しました。今年は、日本高齢者大会が始まって30年目の節目の年。安倍政権による暮らし、平和、立憲主義の破壊という情勢の中で開催されました。 記念講演では東京都知事選に立候補した鳥越俊太郎氏(ジャーナリスト)が『憲法70年 未来へのメッセージ』をテーマに、「参議院選の結果を見て東京都知事になりストップ安倍政権の旗を上げようと立候補した。安倍政権の危険さ、危うさをみなさんと考えていきたい。安倍首相はアベノミクスで日本を良くすると訴えているが、経済は上向いていない。また安倍政権は国民を騙しながら集団的自衛権の行使の閣議決定や特定秘密保護法の強行採決などを行ってきた。これは独裁政治に他ならない。私たちは選挙で言いたいことや国会前での行動を通して危険な安倍政権をストップしなければならない。安倍政権に騙されず正しい心構えをもって、次期衆議院選挙でも野党4党の共闘で〝平和と安全の道〞を歩いてほしい」と、高齢者に分かりやすい内容の講演でした。 宮崎から参加の岩切八郎さんは、医療・介護をめぐる情勢と運動の課題の分科会に参加しました。「いろんな運動をしていく中で、積極的に行政に話し合いを申し込んでいきましょう」と、今後の宮崎での高齢期運動の夢を語っていました。(宮崎県高齢期運動連絡会事務局 田中裕人)