1.はじめに
今年も新型コロナウイルスの影響を受けながら、「秋の強化月間」に取り組みます。外出制限を余儀なくされれば、閉塞感からうつ症状や認知症発症などのリスクが高まることが予測されたため、医療生協の組合員、班員、独居や孤立者を対象に〝感染対策、運動や脳トレ資料〞などを作成しお届けしました。その中で近隣との付き合いを遠ざかっている方、引きこもり気味の方も多くなってきており、これまでと違う活動の必要が見えてきます。
私たちの活動は、「誰ひとり取り残さない・取り残されない社会を目指す」ために、「困った」が言える地域づくり・解決のための仕組みづくりをすすめるエリア活動に職員と組合員が共同で取り組みます。ただ見守る、訪問するだけでなく、医療生協の事業所や地域の団体と連携しながら情報交換し、安心して住み続けられる地域づくりに目を向けた月間にしましょう
2.実施期間
強化月間のはじまる10月1日は旧生協法が施行された日です。
10.1強化デーとして位置づけられ全国の生協で一斉に加入の取り組みが行われます
●プレ月間
9月21日(火)〜10月1日(金)
●強化月間
10月1日(金)〜11月30日(火)
3.月間の主な取り組み
①シトラスリボン運動「優しさの輪をつなげよう!!」
新型コロナウイルスに関する差別や偏見をなくし、社会に受け入れられる暮らしやすい地域をめざすため、シトラスリボン運動に取り組みます。シトラスリボンの3つの輪は「地域」「家庭」「職場(学校)」を示し、結び目は表の口+裏の十字=「叶」となります。宮崎医療生協ではコロナ禍で奮闘中の病院職員への配布のために行う予定の活動ですが、身の回りや地域で普段お世話になっている方へも作ってみてください。地域でいつまでも笑顔で暮らし続けられる想いや願いを込めるためにシトラスリボン運動を広げます。健康まちづくり部では強化月間に向けてシトラスリボンの作り方動画を作成いたしました。是非視聴をして皆様で作成をしてみてください。
※シトラスには柑橘系といった意味があります。愛媛県から始まった活動のため、みかんを連想させるような「シトラス」といった言葉が使われています。
②エリア活動
健康増進活動拠点を生協病院や各クリニックで進めます。具体的には地域住民の困りごと・気になる方への訪問をすすめます。また、「健康受診促進」「班会やサロンの開催と参加」「尿塩分コンテスト」「医療費アンケート集約」なども行ってまいります。
③つながりづくりで医療生協の活動を知らせる
各支部主催で野外企画を検討し、楽しく健康づくりが出来る取り組みを行います。レクリエーション企画で、地域のコミュニケーションやフレイル・認知症予防につなげます。
④広報活動の充実
LINEやYouTubeを活用して様々な健康情報を発信します。
(例:フレイル予防体操
虚弱にならない食事のとり方
医師による病気の話 など)
また、スマホ講習会を企画し、コロナ禍で活動自粛中もスマホを活用した班会や連絡などの活用を広げます。スマホ班会やサロン、運営委員会などで伝達、情報共有に活用します。