2016/08/24
宮崎生協病院では、毎年5月から8月にかけて県内の高校3 年生を対象に「高校生1日医師体験」を開催しています。これは、宮崎の医療現場を直接見てもらい、宮崎で働く医師を一人でも多く迎えたいという思いから、20年以上取り組んでいる企画です。現在、宮崎生協病院で働いている医師の中にも、この医師体験参加者が多数います。 今年も県内16校から85名の申し込みがあり、毎週土曜日に受け入れを行っています。参加した高校生の感想をいくつか紹介します◇生協病院は、先生同士も仲が良く、患者さんとも良い関わりを持っていて、いい雰囲気だと思いました。◇病院は医師が中心に成り立っているかと思っていたのですが、理学療法士や栄養士の方など数多くの職種の方たちがお互いにコミュニケーションを取り、助け合って患者さんを支えているのだなと、とても感銘を受けました。◇医師になるためには、時事問題についてもしっかりとした知識を持っておくことが大切だと聞けたり、医師になってからどのように働いているのかを知ることができ、さらに頑張りたいと思いました。◇宮崎は深刻な医師不足であることがわかり、私も宮崎県民なので宮崎の人たちのために医者として働きたいという思いが芽生えました。
(宮崎民医連医学生担当 宮田宗三)