宮崎医療生協2021年度活動の展望 専務理事 仁田脇弘文
②外来診療・在宅診療・入院診療について
◎かかりつけ機能を有し、丁寧に診療することに努めます。慢性疾患を抱えた患者・組合員の外来診察のニーズに応えていく事、そして慢性疾患の患者から脳心事故、進行がんを出さない検査を実施します。様々な困難を抱えている患者へ無料低額診療事業の活用を含め、SDH(健康を阻害する社会的要因)の視点で寄り添い解決に向けて検討をおこないます。
◎地域・組合員が病気になっても安心して居宅で暮らし続ける在宅医療を提供します。超高齢化社会が進む中24時間安心の在宅療養(訪問診療・訪問看護)は、地域包括ケアを実践する上で大きな役割を果たします。
◎宮崎生協病院では地域・開業医と連携し、いざというときの入院施設として安心して療養できる開放型病棟として利用していただきます。「室料差額をとらない」考え方・理念を再度職員全体で確認し、地域・組合員へお伝えします。
③ひとづくり( 学習・教育と職員確保) について
◎医療生協の職員が組合員と共に地域の中で「まちづくり」を具体化していくことが重要です。組合員と共に運動をすすめていくために、支部・班会への主体的参加を職員の教育目標とします。
④社会保障と平和をまもる取り組みについて
◎憲法と平和を守り、社会保障制度の改善をもとめる運動をすすめます。特に75歳以上の医療費窓口2割負担導入、国民健康保険料(税)の値上げに反対する運動を継続します。
◎コロナ禍による医療の充実に逆行している病床削減に反対する運動を拡げます。
◎今年の1月に発効された「核兵器禁止条約」に日本が署名・推進をするように運動をすすめます。
11月11日介護の日 署名行動
19年めだかの保健学校