「いつまでも住み続けられる宮崎」を実現する医療生協の役割は重要
地域の要求に応える医療機関として一段の飛躍
226名の総代(委任状を含む)の参加を得て、午前10時から開催されました。
冒頭、日高明義理事長が、「今年も複数の新卒研修医を迎えることができました。初期研修を終えられた先生の診療活動と、専門研修に向け将来の生協病院での活動を夢見て出発した先生、また奨学生も次々に生まれ研修病院としての宮崎生協病院の役割がさらに大きくなり、病院も世代が変わっていき活気づいてきました」と述べました。
一方で、「政府の諮問機関である財政制度等審議では『社会保障費の削減は遅れがある』として、外来受診時の定額負担、高額療養費の負担上限の引き上げ、後期高齢者の窓口負担増などを参議院選挙後に予定されていること。社会が多様化・複雑化する中で格差や貧困の問題は共通認識となっており、しっかりとした医療と介護、福祉が必要となっていること。このような状況を医療生協は正視し、命と健康、環境問題は譲ることのできない絶対価値のある問題として考えています」と報告がありました。「こんな時代だからこそ『いつまでも住み続けられる宮崎』を実現する医療生協の役割は重要です。今年は、新築移転以来の附属棟建設と病院の改築を計画しています。病院に求められる機能は何かを再度見つめ、地域の要求に応える医療機関として一段と飛躍します。我々職員をはじめ、組合員さんや地域の方々とともにこの理念を実現しましょう」と、あいさつしました。
ブロック別総代会議での議案の報告と質疑を踏まえて
仁田脇弘文専務理事が、2018年度のまとめと決算、2019年度の方針と予算の基本的な考え方、全国四課題と担い手づくり、経営の課題や平和と社会保障を守る取り組みなど、6つのブロック別総代会議で出された意見や質疑を踏まえて議案の説明をしました。
これからの宮崎医療生協の発展に向けて
各議案の提案、監査報告、宮崎生協病院の医療活動の報告後、質疑応答を行い、第1号議案から第7号議案まで全会一致で可決されました。