2016/12/14
10月20日(木)、宮崎市民プラザで『第15回宮崎県高齢者大会』が開催され、県内から145名が参加しました。午前の部は、①「いつまでも健康でおしゃれに」、②「介護予防・認知症予防体操」、③安倍ノミクスは国民のくらしを破滅に導く」、と3つの分科会を行いました。
午後の部は平均年齢79.9歳、12名のフラガールのオープニングではじまりました。記念講演では、郷土の歌人若山牧水の研究者でもあり、俳優堺雅人の恩師である伊藤一彦氏が『老いてこそ人生』と題し、「短歌は1300年の歴史があります。毎年開催される『老いてうたおう』大会には、5000首の短歌の応募があり、その中で100歳以上の短歌は30首以上です」と、100歳以上の高齢者の短歌を紹介し、短歌を通して頭を使い、笑うことの素晴らしさを語りました。また、「病気やけがで体がおいても心はいつも老い盛り。老いには決まった姿はありません。他人と比較せず自分が生きたいように生きてもらいたい。子どもや孫が平和に老いを迎える社会を私たちは築かなければなりません」と、短歌をまじえながらユーモラスに講演されました。
(宮崎県高齢期運動連絡会事務局 田中裕人)