2018/05/09
東日本大震災から7年を迎えた3月11日(日)、宮崎市役所前広場に市民やグループ、団体など約300名が集まりました。医療生協の各支部から多くの組合員も参加しました。
福島第1原発事故は多くの爪痕を残し、原因も明らかにされないままで、今なお約8万人の住民が困難な生活を強いられています。主催者を代表して青木幸雄さんが「宮崎は今、新燃岳が再び噴火しました。7年前の噴火を思い出してください。噴火の数日後、東日本でM7.5の地震が発生し、福島第1原発事故が起こりました。日本列島には火山プレートがあり、いつ地震が発生するかわかりません。川内原発が再稼働し、国は全国にある原発を、九州では玄海原発の再稼働をすすめようとしています。重大な事故が起こる前に原発の再稼働を止めさせましょう。核のゴミもなくしましょう。そして原発に替わる再生エネギーを増やしましょう」と力強く呼びかけました。
震災時刻の午後2時46分、宮崎市役所から鳴り響くサイレンに合わせて参加者全員で黙祷。集会アピールを採択し、「原発いらない」「原発再稼働反対」「原発なくても電気は足りてる」「捨て場がないよ核のゴミ」「脱原発は世界の常識」などと市民に訴えながら、宮崎市役所前広場から九州電力宮崎支社、宮崎市清水町の二葉公園まで行進しました。(組織部)