2017/05/31
東日本大震災、福島第一原発事故から6年が過ぎた3月11日、県内から約300名が宮崎山形屋前に集まりました。「原発いらない!宮崎連絡会」共同代表の青木幸雄氏から「福島原発事故の原因は未だ検証されていません。昨年熊本で甚大な地震がありましたが、仮に川内で地震が発生し、川内原発で事故が起きればどうなるでしょうか。
原発を動かせば放射能ができます。みんなと力を合わせて原発を止めましょう」とあいさつがありました。団体の代表や市民からのリレートークも行われ、2時46分には参加者全員で被災者への黙祷を捧げました。閉会にあたり、藤原宏志氏(宮崎大学元学長)が「安倍首相は国民に3つの嘘をついています。①原発が止まれば日本は停電になる(:電気は足りています)②原発は安上がりの発電法(:廃炉や核燃棒の後始末に多額の費用がかかります)③2020年の東京オリンピックまでに福島第一原発は完全に終息します(:終息には40年かかります)。
原発ではなく新しいエネルギー政策を展開すれば新しい産業も生まれます。原発を止めるだけではなく、廃炉に向けて運動を続けていきましょう」と訴えました。
集会では募金が41、075円集まり、その後九州電力宮崎支社までデモ行進を行いました。(組織部)