延岡市の医療の現状を学びました

3月7〜8日、宮崎大学医学科の奨学生11名が延岡合宿(通称:延岡フィールド)に参加しました。県北支部の組合員さんをはじめ、クリニックや介護事業所の職員のみなさんのご協力をいただき、学習会と交流を行いました。生協クリニックのべおかの施設見学や延岡市役所地域医療対策室の方を講師に『延岡市の医療の現状と対策』について学び、また患者さんの自宅を訪問し、日常生活の聞き取り訪問調査なども行いました。将来の医師像では3名の医師(生協クリニックのべおか所長末岡常昌医師、研修医坂口亮介医師、松田隆志医師)からの話しを聞き交流を深めました。
2日間を通して学生からは「延岡市の医療事情がよく理解できました。医師不足などの問題を医療従事者たちの中で解決しようとするのではなく、行政と市民が一体となって取り組んでいたという点がとても印象的でした」「短い会話の中で患者さんの希望や胸に秘めた思いをくみ取って本当に患者さんのためになる医療ができるように頑張りたいです」「普段話せない組合員さんとの話ができて勉強になりました」などの声をいただきました。生協クリニックのべおかが開院して久しぶりの延岡フィールドでしたが、組合員さんをはじめ地域の繋がりや人の温かさを感じた2日間でした。

宮崎医療生協医学生担当 時任友世