宮崎医療生協の17支部で総会開催-①

2019/06/12

4月〜5月にかけて、各支部で総会が開かれました。

●県北支部●
4月18日、延岡市社会教育センターに44名が参加しました。はじめに吉村憲行理事による宮崎生協病院附属棟、院内改修工事の現況や経営状況など医療生協理事会の報告があり、2018年度を振り返って全国四課題が達成できたこと、サロンの活動開始と現状、まちづくり、健康づくり、平和社保委員会の活動と、新年度に向けて方針の提案がありました。また、生協クリニックのべおか興梠貴美代事務長が事業業績の報告を行い、業績向上の兆しを伺うことができました。議案は全員一致で採択され、次期運営委員および三役も承認。第30回宮崎医療生協総代も紹介されました。
お楽しみ学習会は、西亜記子氏(宮崎医療生協組織部次長)による『脳いきいき、楽しく認知症予防』。講話と簡単な認知機能テスト、手を使った運動など楽しい45分の話しでした。

(支部長 甲斐郁子)

●中央支部●
午後から急に天候が悪化し、足元が悪い中、中央支部総会を4月23日、宮崎西地区交流センターで行い、21名が参加しました。昨年から新支部長のもと、一年間新体制で活動を行い、活動・会計・監査報告、活動計画・予算案など質疑応答を含め活発な議論がありました。中央支部は活動範囲が広範なため、どのようにして内容を伝えていくかが今後の課題となりました。また、「和知川原生協クリニックの事業内容」を河野裕介事務長が、「民医連医学生対策委員会からのご案内」を宮崎民主医療機関連合会の松本朋美氏が行いました。
学習企画として居宅介護支援事業所れいんぼうの落合邦博所長から「知っておきたい介護保険の知識」の講話があり、みんな真剣に聞き入っていました。最後に昨年誕生した新班〝サロン菜のはな〞のみなさんと一緒に手話付きの歌を歌いました。

(支部長 児玉チトシ)

●大淀支部●
大淀支部総会が4月23日、緑松公民館で開催されました。当日は17名が参加しました。提案された議案はすべて全員一致で承認されました。閉会後は、宮崎市赤江地域防災コーディネーターの兼松英文氏から「防災について」の出前講座がありました。いま全国的に地震、風水害、津波といった大規模災害が多発しており、過去の事例を教訓にしてどのように対処すべきか、について学びました。
宮崎は幸い、今のところ大きな災害は起きていませんが、一番心配なのは南海トラフ地震とそれに伴う津波です。日向灘で地震が起きた場合、数分で津波が押し寄せる可能性があると知らされ、一刻も早い情報の取得と避難が求められます。そのため市では津波浸水想定区域に住む住民や75歳以上または身体が不自由な方を対象に緊急防災ラジオの普及に努めているそうです。上記対象外の人も有料で申込できるとのことですので、詳しくは市の危機管理課にお問い合わせください。
被害を最小限に抑えるためにお互い常日頃から意識を持って万全の対策と心構えをしておくとともに、緊急時には自治体まかせではなく、各自がそれぞれの状況に合わせて判断し考える必要があると感じさせられました。

(支部長 前屋敷勇)