大規模災害訓練を実施

2018/11/14

模擬負傷者で混み合う待合室

 昭和東南海地震および昭和南海地震が起きてから70年近くが経過。30年以内にM8〜9クラスの地震が、南海トラフで発生する確率は70%〜80%と高まっています。
 宮崎生協病院は、「8月29日13時50分、日向灘沖を震源とする地震が発生、宮崎市では震度6強を観測。市内全域で停電・断水・ガスの供給が停止。市内の各所で建物が倒壊し、けが人が発生。2mの津波の到来が予測」の災害を想定した『大規模災害訓練』を実施しました。災害対策本部を立ち上げ、被災状況などの情報を集約。情報を下に対策本部の役割や指示、病院診療の方針などを確認しました。
 訓練では模擬患者に10名の組合員さんのご協力をいただき、症状ごとにトリアージカードで分別、入院患者の対応やレントゲン、心電図、エコー検査などの手順も改めて確認しました。
 訓練後、参加者から「医師、看護師などスタッフの取り組む真剣な姿が伝わる訓練でした。トリアージも良くできていました」「今日のような訓練を年2〜3回繰り返し、ステップアップして欲しい」などの意見がでました。(組織部)