大塚・江南支部「サロン101」 9月 14 日オープン

2016/11/09

サロン101

医療生協は「健康をつくる。平和をつくる。いのち輝く社会をつくる」ことを目標に、医療・介護、地域での健康づくり、誰もが安心してくらし続けられるまちづくりのために活動しています。少子高齢化社会を迎える中で、安倍政権は、医療・介護など福祉予算全体を削減して、要支援1・2の対象者を介護保険から外し、要介護1・2も基準を厳しくして高齢者・弱者を切りすてる政策を強行しています。そして、自助努力や家族介護などへの比重を増やし、民間の事業者任せにする政策(総合事業)をすすめ、政府の政策を受けて、地方行政は今、「地域包括ケアシステム」を構築するための模索が始まっています。
大塚・江南支部では、「地域包括ケア」(地域でのお世話、お手伝い、支えあい、見守りなど)は本来、私たちの担うべき活動ではないだろうか。と議論を重ね、プロジェクトチームを立ち上げ、支部が「行政の下請け」の役割でなく、「何ができるのか」「どうすればよいのか」「何から始めるのか」など、率直に意見を交換し、展望を見出すための検討をしてきました。幸い、大塚町田淵ヶ原でマンション経営をされている方の「101号室を使用してもいいよ」というご厚意で今回「サロン101」のオープンとなりました。
当面は、月1回、第2水曜日の午後1時から健康チェックをメインに参加者の要望に沿って、食事会やレクリエーションなどの楽しい企画を計画していきます。9月14日の開所式には、スタッフを含めて10名が集まりオープンを祝いました。
(大塚・江南支部長 村尻勝信)