やっぱり認められない「戦争法案」

2015/08/19
「新しい憲法のはなし」を読み合わせ

「新しい憲法のはなし」を読み合わせ

東部支部運営委員会は6月25日、青島グランドホテルで12名が参加し合宿を行いました。元米海兵隊員のアレン・ネルソンさんの証言や講演を収録した「九条を抱きしめて」のDVDを視聴。ネルソンさんはベトナム兵や農民、婦女子まで皆殺しにした。そうしなければ自分が殺される戦争だった。除隊後18年間病んだ後、戦争の実態を訴え続け、世界の宝である九条を守り広げていくことを訴えています。もう一つは戦後「日本国憲法」が公布されて文部省が中学一年生の社会科教科書として使われた「新しい憲法のはなし」を全員で輪読し学習しました。その中では第九条の説明で「二度と戦争をしないために、陸・海・空の戦力を保持しない。紛争の解決に国権の発動を認めない。これが戦争の放棄です」と分かりやすく説明しています。いま安倍内閣は、国民の声を無視して「戦争をする国に」つくりかえようとしています。ネルソンさんの証言からも、九条に照らしても明らかに「戦争法案」は憲法違反です。私たちはこれを認めません。

(東部支部長 宮田敏明)